経済活動を大別するとこうなります。
- 稼ぐ(労働、事業、 窃盗 )
- 殖やす(金融投資 、 紙幣偽造 )
- 使う(消費、寄付、 燃やして遊ぶ )
主なものは1と3、極端な言い方をすれば、
経済活動 = 労働 + 消費 + α
と言えるのではないでしょうか。
ここで思うのですが、この経済活動ってそれ自体が金融投資 に似ていると思うんです。
詳しく説明する前にまず、生命エネルギーという概念を理解する必要があります。
生命エネルギーとは、人間本来が生まれ持つ時間、自由、健康、活力、尊厳、幸福、人間らしさ、自分らしさ等のことです。
たぶんこの話でみんなつまずくよね。
なんやねん生命エネルギーって。
時間とか元気とか、なんかそんな感じやと思っといてください。
僕のつくった言葉じゃないです。
さて、資本主義社会に生きる私達は、この生命エネルギーを手放す形でお金を稼ぎ、またお金を使う形で生命エネルギーを取り戻します。
個人主義的に見れば、まさにこの生命エネルギーを殖やさんとする活動こそが経済活動なのです。
金融投資
経済活動
- 生命エネルギーを犠牲にお金を得る。(稼ぐ)
- お金を犠牲に生命エネルギーを得る。(使う)
- 1と2の差額で生命エネルギーを殖やす。
完全に一致。
本題
さて、ここからが本題です。
主に労働と消費からなる経済活動はそれ自体が金融投資同様にマネーゲームであるであることが分かりました。
経済活動 = マネーゲーム
と、いうことは、ですよ。
主に労働と消費からなる普通の会社員の経済活動にも赤字はあり得るということです。
赤字は事業を営む経営者や事業主だけの問題ではなかったのです。
あなたのそのハードな働き方、続けられる働き方ですか?
何年も無理な働き方を続けた代償として何年も仕事を休むハメになれば、結局それは赤字事業だったということになります。たとえ会社員であっても。
あなたのその派手な消費活動、本当に楽しめてますか?
仕事のストレスで衝動的な消費活動をやめられなくなれば、それもその仕事を続けるための経費です。
スマホゲームがやめられなくなったり、不摂生な生活習慣をやめられなくなったり、やたらと好戦的になって私生活の人間関係が荒れたりするのも、その仕事を続けるための経費です。お金の代わりに直接生命エネルギーで支払う経費です。
まあ、そんな感じで、せみすけが就労移行支援に進むのを躊躇っている理由がそこです。
経済活動がマネーゲームである以上、勝てるタイミングに勝てるやり方で挑まないと意味がないんです。
過去の失敗を繰り返すわけにはいきませんから。
参考文献:お金か人生か